ラグビー用語をフランス語にて覚えてみましょう。今回はポジション「フォワード」編です。
London(ロンドン)もLondres、Edinburgh(エディンバラ)もEdinbourgと、英語を自国読みにしてしまうのがお得意のフランス人。ラグビー用語も、全てフランス流に変えてしまいます。英語読みに慣れている日本人には、違和感があるかもしれませんね。とはいっても、英語をフランス訳しただけ。慣れればわかりやすいかもしれません。
では、フランスの「往年の選手」の名前とともに紹介してみましょう。
Prop = Pilier(ピリエ)
柱の意味です。まさに英語直訳。往年の選手では、出身地ペルピニャンを支えてきたマス、現在レストラン経営しているマルコネが思い出されますね。
Hooker = Talonneur(タロナー)
かかとの意味です。現在、フランス代表コーチのイバネスは、片手のスローイングが有名なタロナー。イングランド・ワスプスにも所属し、英語が堪能です。
Lock = Seconde Ligne(セコンド・リーニュ)
まさに第二列。パぺ、ナレ、プルースといった名選手はいずれも代表キャプテンに選ばれており、数々の試合を戦ってきました。
Flanker = Troisième Ligne (トロアジエム・リーニュ)
Troisième Ligne Aile (トロアジエム・リーニュ・エール(=翼))ともいいます。最近では、デュサトワール、ボネール、ベッツエンを思い出します。タックルにランにと、献身的な働きが印象的でした。
Number 8 = Numéro8(ニュメロ・ウイット)
直訳そのもの。バスク出身のアリノロドキが何といっても思い出されます。ルックスもプレースタイルも派手。まさにフランスらしいフレア溢れる選手でしたね。