W杯準決勝1試合目はニュージーランドの圧勝に終わりました。10月21日の準決勝2試合目は、パリ郊外のサンドニにあるスタッド・デ・フランスでイングランドと南アフリカの戦いが行われます。
全勝でここまできたイングランド
イングランドは、フルバックのスミスが怪我ということで、スチュワードが復帰。また、「ヘディング男」のマーラーをプロップで先発に入れたのは、パワーで南アフリカ”スプリングボックス”に対峙する必要を考えたのですかね。また、やや規律に欠いていたゲンジをリザーブにしたのは、ボスウィック監督のメッセージでしょう。なお、今回のワールドカップで一度も負けていないチームはイングランドだけになりました。
南アはフランス戦と同じメンバー
一方のスプリングボックスは、快心の勝利となったフランス戦とメンバーは不変。現在のチームを替える必要を考えていないのでしょう。逆に大ベテランを後半のインパクトプレーヤーとして活用することには、首脳陣は固執していそうです。現時点では、経験値でも実力でも世界最強のフィフティーンであることに異論はないでしょう。
主審は騒動となっているオキーフさん
主審は、「スプリングボックス対フランス」戦で、数々の問題ある判定を下し、フランスを中心に騒動となっているオキーフさん。レイナルさんに変更との噂もありましたが、協会はオキーフさんを支持。結局レイナルさんはアシスタントに留まりました。SNSでも炎上していますが、今回は逆にボックスに不利な笛になってしまうんでしょうか。
夕方から小雨予想のパリです。キック合戦になればファレル、フォードのいるイングランドにも勝機が出てくるかもしれません。
予想はスプリングボックス20-12イングランド
順当にいけば、スプリングボックスの方に分がある、いやフランスを破ったのですから、決勝に出るべきだと思います。