準々決勝第2戦、アイルランド対ニュージーランド(於:スタッド・デ・フランス=パリ・サンドニ)の予想をまとめてみましょう。
優勝本命のアイルランドは、南ア「スプリングボックス」戦を含め、ほぼ危なげなくプールBを勝ち抜いてきました。かたや、「オールブラックス」ニュージーランドは開幕戦でフランスに完敗。ただ、その後はナミビア、ウルグアイ、そして調子が乗っていたイタリアを完膚なきまでに叩きのめしペースをつかみつつある対決です。
ベストメンバーのアイルランド
アイルランドはロックの長身ライアンを除いて、現在のベストメンバー。トレーニングでは体調不良で参加できなかったハンセンも名を連ねています。こうやってメンバーを見ていると、壮観ですね。リザーブもマレーやコーナン、クロウニ―と隙がない。
スター揃いのオールブラックス
オールブラックスは、負けず劣らずスター揃い。レタリック、ケーン、サビアのベテランフォワードに、リバレット三兄弟とスミス、モウンガのハーフ陣。キャップ数を足したら、どの位になるのか。守備面でいろいろ言われているイオアネも名を連ねました。
主審はナンバー1の審判、バーンズさん
主審はバーンズさん。現在のワールドラグビーの中ではナンバー1の審判でしょう。
予想としては、オールブラックスが前半1トライを入れますが、正確なタックルとセクストンのPGでしぶとく食い下がります。後半は疲れの見えてきたオールブラックスのディフェンスのほころびから、ロウかハンセンがアキからのパスを受けて逆転トライ、そのまま逃げきる展開になるのでしょうか。
スタッド・ド・フランスには、多くのアイルランドファンが詰めかけるでしょうから、悲願の準決勝進出となるのでしょう。
試合後はまたもクランベリーズの「ゾンビ」が鳴り響くかもしれません。