プールBの決勝トーナメント(ノックアウトステージ)への進出は南アフリカ・スプリングボクス、アイルランドで決まりでしょう。問題は準々決勝の相手です。首位で通過すると、プールAの2位と対戦することになります。従ってオールブラックス(ニュージーランド)とフランス、どちらを選ぶかという究極の選択を迫られるのは、プールAと同じです。
1. 🇿🇦 南アフリカ 4勝0敗 18ポイント
8月25日に行われたウォームアップマッチ最終戦、オールブラックスと戦った試合は完璧すぎる出来でした。キャプテン・コリシの復活、マークス・キッツオフ・ニヤカネの健在な第1列、デクラーク・コルビ・ルルー等のベテランの好調さに加え、リボック・アレンセの若手ウイングの登場はバランスの取れたチーム構成に厚みを与えています。
あとは、競ってくるゲーム後半でのキッカー不在がウィークポイントでしょうか。連覇に向かって弾みをつける予選リーグ戦となることは間違いありません。
2. 🇮🇪 アイルランド 3勝1敗 15ポイント
現在世界ランキング1位で優勝候補の一角ですが、ウォームアップマッチ最終戦の対サモア戦では17-13と薄氷の勝利。欧州カップ決勝でのセクストンの舌禍事件によるゴタゴタもあって、チームがまとまっているようにも思えません。
さすがに決勝トーナメントには進むでしょうが、今大会で引退宣言しているセクストンの出来次第のチームだけに、どの程度コンディションを整えてくるでしょうか。ともあれ、9月23日パリでの南アフリカ戦に注目しましょう。
3. 🏴 スコットランド 2勝2敗 12ポイント
ここ数十年で最も高い世界ランキングまで上がっているスコットランド。優勝候補の一角である南アフリカ・アイルランド相手では、決勝トーナメント進出は難しそうです。
そうはいっても、前主将のホッグ引退後、伸びしろのある若手が多いチーム。開幕週のマルセイユでの南アフリカ戦と満杯の観衆で埋まるパリでのアイルランド戦では、少し肝を冷やさせたいところでしょうね。
4. 🇹🇴 トンガ 1勝3敗 5ポイント
トンガは、残念ですね。もしプールCであればアップセットもあり得たでしょうが、上位に食い込むことは難しそうです。強豪相手に負けても、どこかでボーナスポイントを狙いたいですね。
5. 🇷🇴 ルーマニア 0勝4敗 1ポイント
マダムとムッシュのプールB 順位予想はこちら!
①南アフリカ ②アイルランド ③スコットランド ④トンガ ⑤ルーマニア