3つの世界遺産がある街、トゥールーズ
トゥールーズには3つのユネスコ世界遺産があります。欧州で現存する最大のロマネスク様式の建物であるサン・セルナンバジリカ聖堂 (Basilique St-Sernin)、この地方を流れるミディ運河(Canal du Midi)、そしてスペインにあるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路が登録されています。
サン・セルナンバジリカ聖堂 (Basilique St-Sernin = Photo by Didier Descouens)
"ピンクの街"と呼ばれる秘密
街にある多くの建物はピンク色のレンガで造られています。これは石造りで建てようにも適当な石材がなかったという経緯によるものです。こうした独特の建築物が立ち並ぶことから、トゥールーズはラ・ヴィル・ローズ"ピンクの街"というニックネームが付いています。
空港周辺
空港のあるブラニャック(Blagnac)には、エアロスコピア航空博物館 (Musée Aeroscopia)があります。航空機の構造がわかる各種の展示がありますが、ここではやはり超音速旅客機コンコルドの現物を見るのが楽しみです。
トゥールーズは、ラグビーの街
トゥールーズはまた、ラグビーが盛んな街でもあります。フランスのプロリーグ「トップ14」のスタッド・トゥールーザン(Stade Toulousain)は、欧州でも強豪とされるクラブのひとつ。5度の欧州チャンピオンと21度のフランスチャンピオンに輝いています。