プールB第1戦は9月9日の昼、ヌーヴォー・スタッド・ド・ボルドーでアイルランドとルーマニアが対戦する。
世界1位の貫禄見せるか
アイルランドは、ウォームアップマッチ最終戦でサモアに17-13で勝利。アイルランドは直近5戦無敗で、イタリア、イングランドも破っている。世界ランキング1位の地位にあり、初戦は「調整気分」で登場かもしれない。ちなみに、英国公式とばく(ブックメーカー)は、アイルランドの勝利に1.01倍(1ポンドかけても、0.01ポンドしかもらえない)という極端な予想を付けている。
2大会ぶり出場のルーマニア
ルーマニアは、前回の日本大会へは出場できなかった。 2018年に行われた予選で不適格な選手を起用したことが発覚。減点処分を受けたため。
2021年と2022年のラグビー・ヨーロッパ・チャンピオンシップの10試合中6試合で勝利を収めている。8月中旬にサン・ベネデット・デル・トロントでイタリアに57-7で敗れている。ただ、ポルトガルを37-27で破ったほか、W杯本戦前の最後の試合でオランダに38-12で圧勝している。ルーマニアは以前からヨーロッパでは比較的競争力のある国。焦点はおそらくこのグループで唯一、現実的に勝利を望める相手であるトンガ戦だろう。
先発メンバー
Ireland: Keenan; Earls, Ringrose, Aki, Lowe; Sexton (capt), Gibson-Park; Porter, Herring, Furlong; McCarthy, Ryan; Beirne, O'Mahony, Doris.
Replacements: Kelleher, Loughman, O'Toole, Henderson, Van der Flier, Murray, Crowley, Hansen.
Romania: Simionescu; Onutu, Tangimana, Tomane, Manumua; Vaovasa, Rupanu; Hartig, Cojocaru, Gordas; Motoc, Iancu; Rosu, Neculau, Chirica (capt).
Replacements: Bardasu, Savin, Gajion, Iftimiciuc, Ser, Conache, Boldor, Gontineac.