プールC第2戦は9月10日、スタット・デ・ボルドーでウェールズとフィジーが対戦します。
フィジーが世界ランキングでウェールズを上回っての一戦は史上はじめて。とはいえ、やはりウェールズがモノにするのではと予想します。
ウェールズは不振続く
不振が続くウェールズは、ベテラン中心のフィフティーンを揃えてきました。フォワードのファラタウ、バックスのガレス・デービス、ビガー、ノースは2011年、2015年、2019年と3回のワールドカップを経験しています。
予選リーグでは、やはり審判とのコミュニケーションや天候、ピッチ等々あらゆる条件を頭に入れた戦略が必要です。そんな中で、リース=ザミットやダイアーなどの若手が活躍できれば、この試合に限っては勝利が近いのではないでしょうか。
得点源が負傷欠場のフィジー
フィジーが痛いのは、ウォームアップマッチの日本戦やイングランド戦で活躍し、シュアなキックを決めて得点源になっていたマンツが欠場すること。オフロードやランといったフィジアン・マジックに、確実性を加味していただけに大きな損失でしょう。ラドラドラやラシン(Racing)92在籍のハボシなど才能あふれるバックス軍団が、老獪なプレーに終始するだろうウェールズにサプライズを与えられるか。
主審はイングランドのカーリーさん
主審のマシュー・カーリーさんといえば、コミュニケーションに長けたイングランド人という印象です。ただ北半球の試合でのジャッジ経験が中心だったため、スクラムやブレークダウンの場面ではフィジーのプレースタイルに慣れていないので、ウェールズには有利な印象があります。
試合の展開は?
前半からウェールズは固いディフェンスでフィジーを苦しめ、ペナルティを連発。ビガーのゴールで点数を重ねそうです。ただ、ボーナスを取れるほどの点差はつかず、フィジーもボーナスポイントは取れるのではないでしょうか。
先発メンバー
ウェールズ
15 Li Williams
14 Rees-Zammit
13 North
12 Tompkins
11 Adams
10 Biggar
9 G Davies
1 Thomas
2 Elias
3 Francis
4 Rowlands
5 Beard
6 Wainwright
7 Morgan
8 Faletau
Replacement
16 Dee
17 Domachowski
18 Lewis
19 Jenkins
20 Reffell
21 T Williams
22 Costelow
23 Dyer
フィジー
15 Droasese
14 Ravutaumada
13 Nayacalevu
12 Radradra
11 Habosi
10 Tela
9 Lomani
1 Mawi
2 Matavesi
3 Tagi
4 Nasilasila
5 Cirikidaveta
6 Tuisue
7 Tagitagivalu
8 Mata
Replacement
16 Ikanivere
17 Ravai Kovekalou
18 Doge
19 Mayanavanua
20 Botia
21 Kuruvoli
22 Tuisova
23 Maqala