フランス語で学ぶラグビー用語 – ゲーム用語編

2023/08/30

得点方法

英語と異なるもの

  • トライ: L’essai(レッセ)

  • ゴール: La transformation(ラ・トランスフォーマシオン)

英語とほぼ同じもの

  • ドロップゴール: Le drop(ル・ドロップ)

  • ペナルティ: La pénalité(ラ・ペナリテ)
    フランスでは、ドロップゴールは結構頻繁に見られます。特にバイオンヌのロペスはノーサイド寸前の試合を決めるキックを見事成功させる名手。ぜひ動画等でご覧ください。
    ちなみに、キッカーは「le buteur=ル・ビュトゥール」、キックは「Le coup de pied(ル・ク・ドゥ・ピエ=足の一撃)といいます。

プレーについて

英語と異なるもの

  • スクラム: La mêlée(ラ・メレ)
    日本語で「争い」の意味。なおスクラム組む際の三段階は、審判から「flexion(フレクシオン・体を曲げる)→lier(リエ・結合)→Jeu(ジュ・プレイ)」 のコールがされます。

  • タックル: La plaquage(ラ・プラカージュ)

  • ハイパント: La chandelle(ラ・シャンデル)
    ろうそくの意味です。

英語とほぼ同じもの

  • ラインアウト: La touche(ラ・トゥシュ)
     「タッチ」のフランス語読み。「タッチに蹴りだす」と、日本語でも言いますよね。
      ちなみに「投げる = lancer」「ジャンプする = sauter」という動詞になります。

  • アドバンテージ: L’avantage(ラヴァンタージュ)
    アドバンテージ解消の際は「L‘avantage terminée」とコールがされます。

  • オフロード: L’off-load(ロフロード)
    そのままです。あとモールやラックも英語が使用されており、通じるようです。
    なお、「Use it」は「Jouez(ジュエ)」と声かけしていますね。

反則

  • ノックオン: en avant(アナヴァン)
    スローフォワードにも使われています。

  • ハイタックル: La plaquage haute(ラ・プラカージュ・オー)

  • オフサイド: hors jeu(オー・ジュ)

  • ノット・ロール・アウェイ: On ne sort pas du camp(オン・ヌ・ソー・パ・デュ・キャン)
    「Camp」はフランス語には対立陣営の意味があり、まさに敵陣から「ロールアウェイ」しなかったということになります。

  • ノット・リリース・ザ・ボール: On ne lâche pas le ballon(オン・ ヌ・ラシュ・パ・ル・バロン)
    「lâcher」は英語の「release」。よく耳を澄ましていると、審判は「lâchez!!」と声をかけているのが聞き取れます。

  • コラプシング: L’ Écroulement(レクルールマン)