【マッチ寸評】アルゼンチン対サモア戦

2023/09/23

プールDのアルゼンチン対サモア戦が9月22日、ロワール県サン=テティエンヌのスタッド・ジェフロワ=ギシャールで開催された。

アルゼンチンはFBエミリアノ・ボフェリの活躍により、サモアに19-10で勝利した。今大会の初戦でイングランドに敗れたアルゼンチンは、サモアを破らなければ決勝トーナメントへの進出が厳しくなる局面だった。

サモア、最終盤でトライ決めるも

試合開始からわずか30秒で、サモアのFBダンカン・パイアウアがイエローカーカードを受け、アルゼンチンへのプレッシャーが和らいだ。その後、ボフェリがトライを取り、さらに3つのペナルティを成功させた。サモアはクリスチャン・リアリーファノのペナルティキックとHOサマ・マロロによる試合最終盤のトライで得点を挙げた。サモアはもう1トライ1ゴールで逆転というところまで追い詰めたが、アルゼンチンがニコラス・サンチェスの長距離ペナルティで勝利を決定づけた。

アルゼンチンは2015年のワールドカップで4位になったものの、4年前の日本大会では予選リーグを突破できなかった。