【AIによる分析】豪州「後半の24失点は言い訳不可能」＝対ウェールズ戦

プールC最大の注目カードだったウェールズ対オーストラリア戦が9月24日、リヨンで行われました。結果はウェールズが40−6で大勝利を収める結果となりました。

オーストラリアは前半、ブレイクダウンとスクラムでのペナルティが相次ぎ、ウェールズが16-6でリード。後半はオーストラリアの戦いぶりはさらに悪化、ウェールズに24点もの「言い訳不可能な得点」を献上しました。

英国ラグビーメディアのパフォーマンス評価をもとに、オーストラリアがウェールズに敗れた理由についてAIを使って分析してみました。

1. ブレイクダウンとスクラムでのペナルティ
   オーストラリアはゲインラインを支配しながらも、ブレイクダウンとスクラムで多くのペナルティを受けた。これにより、ウェールズはチャンスを最大限に活かし、ハーフタイムに16-6のリードを築いた。

2. 後半の不安定なパフォーマンス
   後半に入ると、オーストラリアの状況は悪化。ウェールズが24点も獲得した。

3. スクラムの問題
   PRアンガス・ベルをはじめとする選手は初めは良い動きを見せましたが、オーストラリアのスクラムは全体的に苦戦した。

4. ラインアウトのミス
   HOデービッド・ポレスキやLOニック・フロストといった選手がラインアウトで目立つミスを犯した。

5. ターンオーバーとペナルティ
   SOベン・ドナルドソンやWTBのサム・ケレビらが、インターセプト、落球、ハイタックルなどの致命的なミスを犯した。

6. ポジションプレイの問題
   WTBアンドルー・ケラウェイが重要なタイミングでポジション取りを間違い、ウェールズに得点のチャンスを与えた。

7. 期待外れの控え選手
   カーター・ゴードンは期待通りのプレイをしたが、他の選手はさしたる貢献ができなかった。

8. 攻撃フェーズでのミス
   マリカ・コロイベティやマーク・ナワンガニタワシらは攻撃フェーズでのミスを犯し、得点のチャンスを逃した。

9. ディフェンスでの失策
   ベン・ドナルドソンらのディフェンスの際でのミスが、ウェールズのトライのきっかけとなった。

参考記事：https://www.rugbypass.com/news/wallabies-player-ratings-vs-wales-rugby-world-cup-2023/

執筆・構成　さかいもとみ／在英ジャーナリスト