【南アxスコットランド】番狂わせの可能性も念頭に

2023/09/10

南アフリカ

南アフリカは、完璧に仕上げてきました。
2019年チャンピオンの主要選手だった、キャプテン・コリシを中心にマークス、エツベス、デクラーク、コルビは健在。ポラードは欠場ですが、リボックやアレンゼという若手もしっかり先発に顔を揃えました。ただ一方で、伝統的にポカを犯す国でもあります。「ブライトンの奇跡」が最たる例。アイルランドばかりを意識しているでしょうから、番狂わせの可能性も否定できませんね。キッカー不在なことも、接戦を予想させますね。

スコットランド

スコットランドも、それなりに仕上げて臨みます。というよりも、このプールBは最初からギアを上げないと決勝には残れません。まずはラッセルが好調なこと、そしてフェンデルメルバ、ジョーンズ、グラハム、キングホーンがボールを回し始めると、何かが起こるかも。
今日のマルセイユも、30度近くまで暑くなりそうです。ベテランの多いスプリングボックスが後半疲れると、もしかするかもしれません。

主審

主審のアンガス・ガードナーさんといえば、堅実かつ誠実な笛を吹くという印象です。
オーソドックスな理解をしながら、試合を進めるでしょう。でも忘れてはいけないが2019年のワールドカップで日本対アイルランドの主審であったことです。
暑さから両軍トライを2個ずつ取りますが、後半コルビ、アレンゼという世界最高峰のウィングが2トライで、スプリングボックスがボーナスポイントを取ってめでたし、めでたし、のメインシナリオでしょうか。ただ、番狂わせの可能性も念頭に入れておきたいです。

予想・南アフリカ33—20スコットランド